2011年も関西大学で「都市の風土学」が開講されます

  • 今年はフランスからオギュスタン・ベルク氏を迎えて特別講義も開催されます。大学院の修士課程の講義ですが、一般市民の聴講も歓迎しています。
  • 曜限は水曜午後6時〜午後7時半、教室は関西大学千里山キャンパス(阪急千里線「関大前」駅下車)尚文館(しょうぶんかん=大学院棟です)の5階502講義室です。

A(前期)アジアと日本の都市性
I アジアのコスモロジー
4月13日 沖縄地方の風水都市(高橋 誠一)
4月20日 現代日本の宗教都市−−天理(宮本 要太郎)
4月27日 カンポンプロックの生活景−−カンボジアの浸水域集落(岡 絵理子)
5月11日 日・韓・台の自然と文化−−杜林の現実と課題(李 春子)
5月18日 ブータンのゾン(城塞)と都市のコスモロジー(野間 晴雄)

II 日本の都市 −−連続と非連続
5月25日 都市大阪の内側と外側(藪田 貫)
6月 1日 戦災による変化:広島と長崎(千代 章一郎)
6月 8日 共生空間の成立−−岩倉の里子・精神病者預かり(中村 治)
6月15日 都市と周辺地域の自然−−里山・里地(北詰 恵一)
6月22日 阪神大震災からの復興(小浦 久子)
6月29日 景観からのまちづくり(鳴海 邦碩)

特別講義6月23日(木)午後2時40分〜午後4時10分 場所:関大千里山キャンパス第一学舎1号館A301教室
オギュスタン・ベルク 「田園都市において何が問題なのか」

B(後期)都市の近代を問う
I 西洋世界の都市性
9月 28日 風土としての都市(木岡 伸夫)
10月 5日 原型としての古代都市(中澤 務)
10月12日 アメリカ都市の郊外化(樋口 忠成)
10月19日 現代ヨーロッパ都市(伊東 理)
10月26日 市民社会の現在(寺島 俊穂)

II 持続可能性の条件
11月 2日 グローバル化の可能性と現実(若森 章孝)
11月 9日 市民自治の理想と現実(今井 一)
11月16日 行政サービスは「消費」されてはならない(山下 真)
11月30日 都市に生きる無自覚の宗教性(稲場 圭信)
12月 7日 ものづくりの今後(大西 正曹)
12月14日 創造都市の可能性(佐々木 雅幸)