2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

(trial)楳図かずお邸新築工事は容認されるべきか

最初に断っておくが、私はこの差し止め訴訟に詳しいわけではない。ニュース等で経過を知るのみである。関心点は一つ。論者は何を根拠に賛成・反対を述べているのか、その点である。 各紙の記事を見ている限り、楳図かずお氏側は赤白に塗られた邸宅を「自己表…

(10/14)体調最悪は脱した

この週末の体調は、一番ひどかった。金曜日から偏頭痛が終日襲い、相方も私に近寄らないほどだった。日曜の深夜、少し収まってきたので、遅れに遅れている課題をようやくPC画面上に出せるようになった。各方面にはお詫びしてもしきれないが、とにかく全力で…

(10/12)「人間と文化」5講目

摂津富田にて。「ドイツ語を通じて現代世界を学ぶ」という壮大な趣旨のもと、初級文法を習い終えたばかりの学生に、国際問題の用語を少しずつ交えて進めている。語学を学ぶ側としては90分が集中力の限界であるが、教えている側には全然足りない。初級文法の…

(10/10)三重へ

仕事です。講義です。津です。この日は朝からちょっと「てんやわんや」した。教室で見せようと思っていた映像資料のDVDが見つからなかったのだ。三時間調べて断念。すでに精神的な疲労を引きずって津まで行ってきた。結果的には映像を見せる時間が無かったの…

(10/09)翻訳例会

1831年のヘーゲル論理学講義の例会も19回目となった。ほぼ順調に進んでいるであろう、私の訳稿の準備を除けば。実際にヘーゲルが話した言葉を拾っていくと、『小論理学』では明言していないこともあれば、「この節でこんな例えを使うのか」と、発見が多くて…

(Ich finde)「人間中心主義」

哲学プロパー、と書いて思い出したが、以前「人間の生存を第一義に地球環境保護問題を考えることを『人間中心主義』と称することは適切か」という議論について、ある先生と話をしたことがある。哲学の研究者には「人間中心主義」という名称に染みついたネガ…

(10/7)哲学地理学研究会

午後から関大哲学合研にて。学問分野における「空白の発見」というのは、いつも刺激的だ。その空白に私は何を埋めることが出来るのか、そんなことを考えながら討論に参加していた。地理学分野で、まるで哲学研究者が考察するかのようなテーマを扱っている事…

(10/6)ヘーゲル研

午後からヘーゲル論理学研究会。31節まで進む。第二部の白井先生の発表の続きは議論白熱。井尻正二氏の弁証法解釈に対する討論に納得多し。 夜、ある郵便物を受け取り、何ともやりきれない思いを抱く。膨大な、長期にわたったエネルギー消費は報われることな…

(10/3)たかが5年、されど5年

結局、論文が締め切りに間に合わず、お詫びとお願いを先方に送ってお許しを頂き、まだ書いている状況。よって更新は滞り気味になる、申し訳ない。ただうち一本は提出前の校正段階まで漕ぎ着けた。ストレスで消化器系が各所で痛む状況も、もう少しで解放だ。 …