2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

日本に「本当の映画批評」は殆ど無い

「ディベート」や「ディスカッション」、「ディスコース」を指導していて気がつくのは、日本では一つのテーマを素材に180度反対の意見を戦わせて、参加者の認識を深める、という練習をする機会がきわめて乏しいということだ。9割の人が絶賛するテーマに対し…

(7/28)だだ遅れ

今夜ようやく、ある大学の成績を付け終えて、速達で送る。当初送る予定にしていた日よりも、必着日からも遅れてしまった。関係各位には心からお詫び申し上げるしかない。今期はこの科目以外は締め切りに間にあったのに、悔しい。 どうして遅れたのかを反省す…

(7/26)研究環境の再構築

モバイル用にDVD-RAMも使える外付けDVDドライブをアマゾンで注文していたのが、今朝届いた。バルク品を組み立てた物なのでサイズはコンパクト感ゼロでやたらでかいが、値段は随分安かった。いつもDVD-RAMに海外ニュース(二ヶ国語放送)を保存しているので、…

(7/25)今年も試験監督

今日は試験監督日。といっても、非常勤なので自分の担当する講義だけである。しかも定期試験があるのは私の場合、一つしかない。その学部では朝1限の試験は10時スタートである。自分の担当する教室は無事終了。実務作業は同行の職員さんが積極的に手伝って…

(7/21-24)本当ならゆっくりペースのはずが

この四日間、主な仕事は来週の研究会の準備、月末締め切りの原稿、そして薬大での講義の成績を付ける作業。しかし、旅行帰りの疲労と現実に引き戻されたことによる(?)憂鬱のせいなのか、いっぺんに能率が下がってしまった。お恥ずかしい話だが、丸二日ほ…

(7/19-20)名古屋へ遊びに出かけた私

週末、私は「自分へのささやかな褒美」と称して一人で名古屋へ出かけた。もうプライベートで十回近く名古屋へ来ている。今回もたくさんの知人と飲む機会を得た。 着いてすぐ、トヨタの「産業技術記念館」に出かけた。今回で二度目。豊田織機の歴史は何度見て…

(7/17)翻訳

「ヘーゲル論理学講義」の翻訳研究会(第30回)。「本質論」を進行中。夏休みはこの準備で半分以上取られる予定。そのため書きたい論文が一本減りそうだ。ここのところ、毎日手帳とにらめっこしている。論文を書く時間がほしい。

(7/16)「コミトレ」夏休み前最後

「学園創造大集会」は大成功だったとブログで。それにしても、マンモス私学の学園トップと言えば大企業の経営者並のお金を動かす世界であろうに、どうしてこうも俄に信じがたい事態が進行するのか。「大学の民主化」という壮大なテーマは何も「70年安保」の…

(7/14)「女性学」終了

最終日。先週ブックレポート提出を認めた関係もあり、今週の出席数は5/7程度。それでも、その学生達に12回分の感想文から時間の関係で読めなかったものを中心に振り返った。進行イメージは、CBCラジオ「聞けば聞くほど」の金曜日といったところ。特に詳し…

「立命館学園一時金訴訟をすすめる会のブログ」のブックマークに私のブログを載せて頂きました

私は立命館の専任教員でも(原告でも)、もちろん被告でもないのですが、この一時金訴訟という事態になってしまったことを憂う一人の立命館大学OBです。立命館の学園運営の実態は今、どうなっているのか。随分前に卒業された方の中にも「自分が在学してい…

(7/13)悲劇は突如として我が身を襲う

夜。朝は体調が悪く休んでいたが、午後から持ち直して明日の講義の準備。そのほかに来週の研究会の準備と、もう一本上がっていない原稿があり、その三つを同時並行で作業していた。よくそんな器用なことを、と言われそうだが、器用だからやっているわけでは…

(7/10)ルノワールな午後

昨日のことだったが、京都国立近代美術館へ「ルノワール・ルノワール展」へ出かけてきた。父である画家ピエール・オーギュストと息子の映画監督ジャンとの作品のコラボレーション、というのが売り。21世紀の映像文化にどっぶりつかっている私たちの目線では…

7月15日に「立命館の危機を克服し新たな学園創造をめざす大集会」を開催

立命でともに学んだSさんから、ある連絡を頂いた。7月15日(火曜日)に標記の集会を開催するという。午後6時半開場、午後7時開会。入場無料。会場は以学館1号ホール(衣笠キャンパスの最南端)。主催は大集会実行委員会、事務局は立命館大学教職員組合…

(7/7)ノルウェーと日本

今日は「女性学」の日。ノルウェーの男女共同参画の状況について説明。GEM(ジェンダー・エンパワーメント)指数1位の国の実情を垣間見た。一つの大きな鍵は「ポジティブ(アファーマティブ)・アクション」に対する社会的理解だな、と実感。 と同時に、「…

(7/6)大阪で研究例会

昼から明日の講義の準備。 夕方、研究発表の方向性に関するミーティング。会場が淀川区なので、近くて助かる。 帰宅後、再び明日の講義の準備が深夜まで。こういう風に書くと何とも面白く無さそうな日曜を過ごしたように読めるかもしれないが、それなりに充…

(7/5)人生には何度か虚無に襲われることがある

ふと、何処かの国のある刑務所(捕虜収容所?)の話を思い出した。看守が囚人に仕事を命じる。広場の一角に穴を掘れという。囚人たちは炎天下の中、穴を掘り続ける。ようやく出来上がった穴を、今度は埋めろという。また囚人たちは埋めていく。翌朝、看守は…

(7/4)「論理的に考える」最終回

今日で13回目。最終テストで無事終了。学生たちに少しでも「論理的」が身についたら、これを受講しなかった学生と比べて少しでも「論理的」なレポートや卒論が書けたら、そんなことを願いながら続けてきた。後期は前期の反省を踏まえて、より実践性の高いカ…

(7/3)高槻、そして明日のテストのために

今日は補講で高槻へ。語学を一コマ。ある女性科学者の半生記は今日で終了。お疲れ様。私も、木村資生氏の「中立説」、太田朋子氏の「ほぼ中立説」など、再び勉強し直して有益な演習だった。 帰宅後、あわてて明日のテストの準備。火、水と他の原稿書きで時間…