7月15日に「立命館の危機を克服し新たな学園創造をめざす大集会」を開催

  • 立命でともに学んだSさんから、ある連絡を頂いた。7月15日(火曜日)に標記の集会を開催するという。午後6時半開場、午後7時開会。入場無料。会場は以学館1号ホール(衣笠キャンパスの最南端)。主催は大集会実行委員会、事務局は立命館大学職員組合書記局。

 私たち教職員は、学生対応の最前線に立つものとして、日々多くの学生と相対しています。毎日出会う学生が、在籍する大学にどのような感情を持っているのか。それを知ることは難くありません。特別転籍問題が発覚後、度重なる不祥事に「またか」と落胆し、「自身の大学に誇りを持てない」という危機的な思いを率直にぶつけられたことも多々あります。

 そしてそれは、学生だけではありません。学園に期待を寄せて学生を送り出してくださった父母のみなさま、揺るぎない思いを持って母校を見守る卒業生、さらには学園に信頼を寄せ支援くださる企業や地域の方々、学園を取り巻く多くの方々から寄せられる声はいつの間にか「立命館はどうなっている」という落胆と叱責となってしまいました。

 その度に私たち教職員は、誠実にそれらの厳しいご意見に向き合ってきました。それも、私たち学園を担う教職員のひとりとして、学園に起こっている問題を自らの問題と自覚し、問題の本質を捉えようとしてきたからに他なりません。

 しかし、私たち教職員に対して、これまで学園執行部はどのような対応を取ってきたでしょうか。トップダウン形式で物事を決め、説明は常に後手々々で、マスコミ報道が常に先行する。運用の矛盾や問題点は常に現場任せ。こんなあり方で、私たち教職員は、確信を持って学生やその他学園を取り巻く方々に対応することができるでしょうか。

 今を逃しては、学園の再生はありません。日々職場に立つ私たちの切実な思いは、どうすれば届くのでしょうか。なぜ、学園執行部は私たちに向き合ってくれないのでしょうか。

  • 学園の危機を克服するために何が必要か。この集会にかかる期待は大きい。立命の未来を案ずるすべての人に、そして全国の健全な私立大学運営をのぞむ人々にも参加してもらいたい集会である。