(2/26 World News)
- (ZDF)与党内で託児所増設の財源をめぐり対立。社会民主党(SPD)は児童手当引き上げを遅らせ、その予算を共働き夫婦の分割課税対象限度額引き下げに回し、2歳から託児サービスを受けられるようにするというコンセプト(Konzept fuer Kinderbetreuung)を提示。キリスト教民主−社会同盟(CDU-CSU)は反対している。
- SPDの提案は以下の通り。2010年から、
1. 2歳児から託児サービスを受ける権利を定め(Rechtsanspruch ab dem 2. Lebensjahr)
2. 幼稚園の質を改善し(Qualitaet der Kindergaerten verbessern)
3. 4歳児からの幼稚園を無料にする(Beitragsfreiheit ab dem 4. Lebensjahr)。
- これらの費用は63億6000万ユーロ(6,36 Milliarden Euro, 約9935億円)と見積もられている。
- この財源確保のために、
1. 児童手当の引き上げを遅らせ(Verzicht auf geplante Kindergelderhoehung)
2. 共働き夫婦の分割課税の限度額を15000ユーロへ引き下げ(Ehegattensplitting begrenzen auf 15.000Euro)の意向。