(12/16)京都で神坂雪佳を見るの巻

shinyas2007-12-16

  • 今日は以前から、相方と二人で京都・岡崎の細見美術館へ行く約束をしていた。というのも、或る方から神坂雪佳展の招待券を二枚頂いており、しかも今日はその最終日だったからだ。はじめて細見美術館へ行く楽しみもあった。
  • 展示室は地上から地下へと向かう構造になっている。岡崎のような建築物の規制がうるさそうな場所で、民間の美術館をするにはそのような工夫が必要なのだろうな、と思った。
  • 雪佳の作品は、何より色合いの親しみやすさに惹かれた。相方は、ミュージアムショップで販売していた雪佳デザインの皿の複製品(一枚約8000円ほど)を見て、京漬物を盛りたいと言った。そんな色合いのお皿だった。すぐきと、茄子のしば漬あたりを盛り合わせ、伏見の酒をちびりと飲る。そんな風景を夢想した。
  • 美術館内の喫茶店で恒例の(?)ケーキセット。私は美術館でお茶をする時は9割方「ケーキセット」である。私にとって、館内の店で食すケーキとお茶(あるいはコーヒー)は、その美術館のイメージを左右する重大な要素である。さて、細見は如何に?結果は大満足である。私はホットショコラのケーキにご満悦だった。値段も700円台と決して高くない。
  • 今日は京都会館周辺でずいぶんと右翼の街宣車が騒がしく、それを規制する警察も物々しい警戒ぶりだった。進軍ラッパのようなものをがなり立てたり、ちんぴら風の脅迫声で「合唱」したりするばかりで、何が言いたいのかも分からない。京都会館の行事日程を見ると今日は「金剛山」の名が付いた歌劇団が公演をするらしかった。拉致被害者も自称右翼に助けてもらわねばならないようでは、救出は遠い。