(2/21)前向きに

  • 昨日の「大仕事」が終了して、ちょっと脱力。今日の用事は、昨秋からの四本目の論文の初校を返送。例の「王様は裸だ」論文である。もうすでに「次作」のプランが固まりつつある。研究者をやっている人には感覚的に分かっていただけるかもしれないが、このテーマに「鉱脈」の匂いを感じているのである。あと一、二本分の論文は「掘れ」そうな気がしている。たぶん、こんなテーマに本気になっている研究者は絶滅寸前だと思うので、その意味でも自分自身、かなり面白がってやっている。近年、ちょっとリバイバルの兆しはあるが、20世紀初頭のオーストリア社会民主党の理論家の文献を精読する人間も少なかろう。根っからの「マニア性」とでも言うべきか。
  • 夜、ある追試の問題を作る。一介の非常勤が単位未取得学生のために時間を割くのは大変だ。