(3日)大阪−京都−大阪

  • 昼間は、京都まで本探し。

困った時のBALジュンク堂ですな。だいたい見つかったが、高価なハードカバーは大学の地下書庫で探すことに決定。

検討会では、様々な疑問点・問題点が提出される。
新自由主義を主敵とせんがために、そして資本主義下の女性差別の存在を氏独自の新自由主義概念から導出することを拒否?せんがために、様々に概念装置を創造し、新たな分類方法を次々提起されている。だがそれらが結果的に、氏の論理の把握を困難にしてしまった、という印象をもった。
私が気になったのは、「バックラッシュ派」の評価と位置づけ(特にヘーゲル家族論との関連)だ。どこかの場で、私の中での整理を文章化したいと思った。

理由は簡単で、一昨日に先生方と会話中、話題に上ったからだ。
どうして気になるのか、未だうまく説明できないが、私の関心に関わった研究をしているのだろう、と「あたり」はつけた。
まったく、この数週はヴェーバーマンハイム、フロムと哲学以外の本と格闘する時間が増えた。

  • 今夜はミルを読み込む予定。

理由は、大学の講義で使うから。
こういう言い方は語弊があるかもしれないが、私は今、古今東西の女性解放理論を読んでいる時間が楽しいと思える。
社会と遊離したところで「遊戯」するのも哲学的思索の面白さなのかもしれないが、私はそのような時間がない。