2006「社会思想史」最終講

  • 今朝は9時前に起きる。睡眠は3時間半ほど。必然的に、自腹で近鉄特急に乗らないと間に合わない時刻。アーバンライナーで津へ。上本町で特急券を買うのも、今日以降当分無いはず。
  • 三重短大で最終講。今日は「社会思想史」の最後を締めくくりとして、「現代日本の若者文化に現れた社会思想」のという趣旨で、1968〜1971年頃のフォークソングの歌詞の一部を紹介して、きわめて短期間ながら社会性や政治的主張をストレートに表した楽曲がヒットした時代を振り返った。この内容は、前回の講義で紹介した「ウーマン・リブ」思想の延長線上にあると言っても良い。
  • 今回の講義のために、私がツタヤで借りてきたCDは4枚。試聴した曲は50曲ほど。そのうち11曲を選んだが、紹介できたのは8曲にとどまった。
  • 「日本のフォークソング史」と「社会思想」との関連について研究した論考がもしあればぜひ読んでみたいが、そういう論考って、あるのだろうか。「イムジン河」のフォーク・クルセダーズ、「竹田の子守唄」の赤い鳥、「手紙」の岡林信康など、すべて関西のフォーク・シーンから有名になったアーティストたちだが、「関西のフォークグループと歌詞の政治性」というのは、何か関連性があるのだろうか。私はこの時代に学生だったわけでもないので、新鮮な興味がある。