(Wahl)都知事選を見て思ったこと。

  • 得票結果に不正が無いとすれば、選挙は「正義が勝つ」とは限らないし、悪役でさえも支持される場合があると思った。また、「無党派優位」の選挙だとさんざん報道していながら、実際は各党の力関係の中で今回の結果が生まれている以上、「党派」で選挙結果が左右されていることにはなんの変わりもない、とも思った。
  • いくつかのブログを見たら、案の定「東京都民バッシング」のようなことになっていたが、それもどうだろう。むしろ他府県の住民は、今後ますます東京都民を「応援」すべきではないか。「石原NO」を表明した都民も今後、今以上の政治による「荒波」を乗り越えていかねばならないのだから。「オリンピック招致」の名のもとでどれだけの税金が浪費されていくか、大阪に住む人間は経験している。「あの時の悲劇のさらに凄いやつ」が東京都で繰り返されるのかと思うと、ぞっとする。第二、第三の「都立七生養護学校事件」のようなことも起こりうるだろう。私はこれからも、「悪くなっていく東京都」に注目したいと思う。