(6/20)生誕の地で自ら祝賀する

  • つまり、私の誕生日に実家の近所で親と姉とで食事をしたという話。
  • 場所は駅八条東口のWAVE。八条東口はテリトリーのような場所なので、この辺りの地理だけは異常に詳しい。その店はJR東海の子?会社がやっている。味も値段も良く、特に2000円のコースは団体で酒を飲みに行く際にはお勧めだが、食事中に「お得な商品券を買ってくれ」と回ってくるセールスのために、精算時に少し不愉快な思いをさせられた。要は自分たちがやっているサービスを自分たちでスムーズに処理できていないのだ。ベテランの店員が少ない印象。もっともJRの関連会社がやっている飲食店は儲け主義がひどくて、どこも似たような印象だが。ついでに書いておくと、このWAVEのもう少し東(地下鉄へ降りる階段よりも東)のラーメン屋はかなり不味いらしい。そこからすぐ東側の陸橋を越えれば、全国でも有名な「新福菜館」「第一旭」の本店があるような土地で、よくそんな不味い麺を出すものだと思うのだが、これも一度自分で確かめてみたい。
  • 「二軒目」として伊勢丹の10階でラーメンを食す。母親は魚介系スープが気に入っているそうだ。確かに旨い。麺も平たい太めの麺で、独特の食感がある。
  • この店(「信濃神麺 烈士洵名」ラーメン一杯700円)ほど高級ではないが、魚介系のダシといえば「すがきや」である。今年も秋から三重県まで仕事に行くので、「すがきや」の特製ラーメンを食べるのが今から楽しみである。この話を相方にする度に「私はまだ連れて行ってもらっていない」と言われる。心配するな、それほど凄いラーメンというわけでもない。温野菜ラーメンといいつつ、軽く茹でた刻みキャベツだけだったりもするし。スープよりも「先割れスプーン」に驚くだろうし。
  • 家族で話題になったのだが、京都は個性的なラーメン店がたくさんあるが、大阪はどうだろう。京都にいた頃は先の「新福」本店か、白梅町の「天一(天下一品)」によく行った。梅田にも「行列のできる店」は多いようだが、いずれも東京など他から来た味ではないだろうか。私は大阪に住んで十数年になるが、いまだに「行きつけの」「大阪キタで味わえる」「旨いラーメン屋」を知らない。大阪ではむしろ、「そば」や「讃岐うどん」の美味しい店に詳しくなった。