(8/5)夏ノ暑サニモ負ケズ

  • 一昨日(金曜)は午後からHPX(ヘーゲルの翻訳例会)に出席。第16回目。ヘーゲルが『小論理学』のテキストの記述を離れて自由に補足説明や例え話をし始めると、途端に文意が掴みにくくなる。原文と睨めっこをして「何が言いたくてこんな事を言ってるんだ?」と悩むのは日常茶飯である。冷や汗も冷える冷房のよく聞いた部屋で行っているため、私の住まいとの温度差が激しい。(単に我が家が暑すぎるのか)
  • 昨日(土曜)は午後から成分献血。88回目。西梅田献血ルームが混んでいた。職員によると土曜の午後が一番混むという。迂闊だった。1時間10分待って採血。血小板と血漿を5サイクル。所要時間1時間15分。だが、お陰で献血ルームに行く前に買った哲学書を丸々二章読むことができた。
  • 献血へ行く前に東梅田の旭屋書店本店で買った本は、滝口清栄『ヘーゲル法(権利)の哲学 形成と展開』(お茶の水書房)5200円(税別)、片山善博『差異と承認 共生理念の構築を目指して』(創風社)1800円(税別)。両先生に共通しているのは、私よりも年長者で、ともにヘーゲル研究でご活躍され、そして大学の非常勤講師をされているということである。その意味では、私の「先輩」でもある。
  • 献血に行った後、逃げるように梅田を逃れ(街は平成淀川花火大会のため、浴衣姿でごった返していた)、自宅の近所にある大学図書館で本を借りる。論文に使用するため、すでに10冊近く借りている。
  • 夕食は久々に私が作った。中華。不満足。炒め加減と調味の具合の勘が鈍っている。食事しながらの野球観戦はイーグルスがホークスに連勝。気分良し。
  • そして今日(日曜)。相方は朝から洗濯。私はDVDの編集とエアコンのフィルター掃除。昼過ぎ、一週間行方不明だった腕時計が見つかる。ソーラー防水電波時計のため、一秒も狂わず元気に動いていた。しかしながらこの時計も老朽化が目立つので、先月中頃から買い換えを検討すべく何軒もの時計店に足を運んでいるが、ベストに巡り会えず今日に至っている。少しでも研究書を読みたいが、冷房を入れていても本を読んでいられる室温にならない。やむを得ず今、まとめてブログを書いている。読書は夕方以降に持ち越し。