(9/16)「ロシア皇帝の至宝展」

  • 親にもらったタダ券と、チケットショップで格安で買ったものがあったので、日曜日に二ヶ所まとめて相方と美術鑑賞ということになった。
  • まずは、中之島国立国際美術館。「世界遺産クレムリンの奇跡 ロシア皇帝の至宝展」(17日までで終了)。この展覧会の学芸員(であろう)は、やたらと慣用表現を駆使するのがお好きなようで、壁の説明に次々と出てきた。「灰燼に帰する」はまだ許せるにしても、「干戈を交える」を見た時は、「子どもや漢字に弱い大人も見に来ているというのに、漢検の問題じゃあるまいし、一体この慣用表現の多用は何なんだ」と思わず苦笑した。相方は、相当な割合の説明を読み飛ばさざるを得なかったと言っていた。内容の方は、印象に残るものが少なく、見せたい焦点がはっきりしていない散漫な感じを受けた。そのせいか、ミュージアムショップでの購入無し。