(11/289)愚痴を出す時間さえなし

  • 昨日から、うがいができないほど胃が荒れているが、今朝は少し治まった。理由を簡単に言うと、昨夜の夜に気を失うように眠ってしまったからだ。体が強制的に睡眠させてしまった。おかげで眠気も少し取れたので、この週末までにどうスケジュールをこなすか、考えてみた。
  • 今朝もう一件、研究関係の督促が来た。各方面、すべて「月末までに」という感じである。計6件。ただ、私の体は一つであり、アシスタントもいないので、いっぺんにまとめて考えてもパニックを起こすだけである。
  • 寝ている間に激しく汗をかいて頭が爆発してしまったので、朝食後に入浴しつつプランを練ってみた。だが妙案無し。はっきりしていることは、週末までの間で今日しか、まとまった時間が取れないという事実である。
  • 午後いち、院祭へ。これは行くと前から約束していた件だ。後輩のヘーゲル研究の発表を聞く。初期ヘーゲル、「生」の概念。懐かしや。その後輩の発表だけで、中座する。細かい注文点は多々あれど、問題は「論」の大きな枠をどう設定するか。そこを見失わなければ、後一ヶ月ほど、納得のいく修士論文はできるだろう。
  • 明日のリレー講義の教室を確認しに、社会学部へ。途中、大学職員のKさんにばったり。失礼ながら私は当初、「どこの人だった?」と思い出せなかったが、Kさんは覚えていてくださった。もう何年前になるのか、私は文学部事務室で短期バイト生活をしたことがある。卒業生である矢井田瞳のサイン色紙を飾っていた事務室である。今は転属になったそうだが、お顔は変わっていなかった。
  • 社会学部で教室確認。頂いた名簿で、履修学生が500人を超えることが判明。一体、そのうち何割来ているんだろう…。板書は字を相当大きく書かないと、後ろが見えそうにない。
  • 私の仕事に戻る。6件のうち2つが論文の欧文要約。うち一つの要約について、いつも無理を言ってドイツ語のネイティヴ・チェックをお願いしている先生にメールをしていた件で、「明日の早朝までに送付してくれれば仕事の合間に見て、夜に返送する」と返事を頂く。感謝、感謝。いつも無理を聞いて下さって申し訳ないと恐縮する。私も、この件の要約を作っている時間が明日の朝までしか取れない。だから作るしかない。その先生のドイツ語会話教室にも、随分ご無沙汰をしている。