(Gift)私のカレーを返せ

  • 今日、「CO-OPビーフカレー辛口210g」が回収対象になったようだ。おいおい、これは私が4日前に食べたやつじゃないか。まだ2袋も残っているのに。あらまあ、私はずっと「天洋食品」が製造した牛肉を食べていたのか。初めて知った事実。もちろん、パッケージの何処にも「中国産の牛肉」などとは書かれていない。
  • 実は私、この生協のビーフカレー(辛口)が大好物である。おそらく一ヶ月に5回は食べている。私は辛党なので、この辛口に更に「カレー用辛味調味料」を振りかけて食べる。このカレーで夏は大汗をかき、冬は身体を暖めていた。なのに、だ。残念でならない。
  • テレビでは、「安心、安全が売りの生協なのに」といった報道がされている。しかし、そんな話も今は昔ではないだろうか。私が地域の生協の一組合員として不安に思うのは、輸入加工食品の増加、特に中国への依存は、すでにスーパーとあまり変わらなくなっているのではないか、ということだ。もちろん、輸入だから不安、国産だから安全、といった図式は非科学的である。だが、どの国からの輸入であれ検査が万全でなければ、いつかこういうことも起きるだろう、と危惧していた。やっぱりという感じである。例の餃子は、日生協側は国内段階の検査をJTフーズまかせにしていたと報道されているが、本当ならひどい話だ。
  • せめて生協だけでも、海外依存を見直すという方針を打ち出すことはできないものだろうか。「日本の大企業に検査を任せてあるから安心」という意味の「安心」は、決して組合員が求めている「安心」ではない。
  • (追記)どうやらカレー全部ではなくて、賞味期限が期間限定されているようだ。しかし、限定された日以前のカレーがなぜ安全と言えるのか、また、限定された日以降のカレーが安全となぜ言えるのか、よく分からないところがある。
  • (さらに追記)先ほど日生協のホームページを見たら、どうも一定期間外のレトルトカレーは、豪州産の牛肉を使用していたそうだ。そうか、そんなに牛肉の原産地を変えたりしていたのか。それも初めて知った話だ。加工は国内で、しかも農薬等の検査もしていたと言うが、これでは何を信用して良いのやら、である。