(pen)This is a pen! (by Chu Arai)

  • 帰宅途中、梅田の紀伊国屋書店の入り口でボールペン「PILOT FRIXION ball」の展示販売をやっていた。偶然だが、私はそのペンの「0.7赤」を買いに寄ったのだ。最近、研究会のレジュメに直接メモを書く場合はこれを使うことが多い。
  • 文章を書く生活が長いせいなのか、変な「こだわり」が増殖している。同じ黒いボールペンでも私の場合、ディベート観戦のフローシート記入には「uni JETSTREAM 0.7」を、自分の手帳の記入には「OHTO NEEDLE-POINT 0.5」を使う。論文の校正を返送する際の赤ペンは「PILOT G-KNOCK 0.38」を使うし、学生の感想文をチェックする際に使用するのは「ZEBRA SARASA CLIP 0.7」の赤色と決めている。そのペンのインクが切れようものなら、新しいペンを買うまで、それらの作業は中断してしまう。この状況は無駄が多いので何とかしたいのだが、せっかくベストなペンを選んだ苦労を尊重したい気持ちもある。「面倒くさいヤツ」だと思われそうだが、私の筆入れに常時十数本のペン類が入っているのは、以上の理由による。