(2/17)第3回てっちり会

  • 今日は、K教授のお誘いで参加している「地理哲学研究会」(通称:てっちり会)へ。会場は動物園前駅すぐ。外は「にわか吹雪」。ホームレスの人たちが雪を避けようと、右往左往していた。
  • もう過ぎたことだから書くけれども、当日は非常に体調が悪かった。寝起きから悪寒と頭痛が取れず、あまりに食欲がなく鎮痛剤も飲めないほどだった。ギリギリまで休むことを考えたが、やはり二ヶ月に一度のせっかくの機会だから行っておきたかった。
  • 会場の暖房が強めであったらしい。だが体調のせいでそれが分からない。顔は火照っていたのだが、背筋はゾクゾクしていた。やむをえず途中の休憩で、買ってきたパンを猛然と食べ、スポーツドリンクで鎮痛剤を流し込み、少しウトウトして、ようやく家に帰れるだけの体調に戻った。
  • 私が後半の方が体調が良かったせいもあるが、二本目の発表であった辻村太郎論は興味深かった。20世紀初頭のドイツから日本への地理学「輸入」史は、本来哲学の「輸入」史の側が連関させて考察すべきなのではないか、と思えてならなかった。
  • 夜の懇親会は「仕事が溜まっている」ために事前に辞退を申し上げていたが、結果的には休養のための辞退となった。帰宅後、消化の良い食事を簡単に済ませた。
  • 京都市長選は大接戦だった。京都以外の人は「京都は共産党がこんなに強くて信じられない」という印象しか持たないかもしれないが、京都で生まれ育った私の感想は、「京都の社民や民主は相変わらずだ」という印象だ。中央では対決しているのに、こちらでは自公政権を守ろうとする地方組織である。こちらのほうがよほど「信じられない」と思うのだが、いかがだろうか。彼らが「反自公」の連合体の形成に寄与すれば、確実にトップは変わっただろう。ご存じの方も多いだろうが、背景の一つには支持母体の労組の対立がある。その結果、京都の社民や民主が「反自公」より「反共」を選んでしまう。