3月4日放送「ガイアの夜明け」漂流!ニッポンの給料〜働くものに明日はあるか

  • テレビ東京による、現在の労働問題をめぐる突っ込んだ取材に感銘を受けた。生活保護水準以下の、年収200万円以下の労働者は一千万人を超えているという。慢性的な個人消費冷え込みの最大の要因が日本の労働賃金の異常な低水準にあることは、あまりに明らかだ。取材記者たちの静かな怒りが、役所広司の言葉として語られていた。「春闘回答速報」のボードに載らない、パート・派遣・契約社員の賃金引き上げに改善が見られなければ、本当の景気回復は望めない。放送で紹介されていた、KDDIエボルバで派遣ユニオンを結成し、結集する人々に、KDDIユーザの一人として心からエールを送りたい。