リアルタイムの政治批判が流通しない日本

  • 橋下批判の本にアマゾンに早速レビューが載り始めているが、「共産党の代弁」と題されたレビューの内容がそっくりそのまま橋下サイドの代弁*1になっているのには笑えた。どんな感想を持つのも自由だろうけど、それにしても。
  • (未だ全部は読んでいないので、途中までの)感想としては、とにかく手にとって読んで頂ければ(私は著者や出版社の回し者ではないので、金を払って買えとは言わない)、皆さんの街の首長を選ぶ際の参考になると思う。読んで頂くと分かるかと思うが、この本は知事一人をやり玉に挙げているわけではない。「大阪本社」のある各マスコミ(特に大阪「朝日」)への手厳しい批判でもある。だからこそ関西のマスコミは黙殺か、あるいは自社の立場の弁明をして、この本の内容をストレートに紹介することはないだろうと予想している。先日も、大阪「毎日」が現府政を支えるような調査結果を流していたが、このような報道状況は大きく変わらないだろう。巨大マスコミVSたった一冊の単行本の戦いである。

*1:いま再読したら、内容が全部「橋下サイドの代弁」というほど徹底されてないようですね。訂正します。