(24日)夕方に奔走する

  • 今日は年賀状を書くために住所録の整理をぼちぼち。今日は研究のことを考えない日にしようと、のんびりした休日のはずだった。
  • そんなことをしていた午後3時45分、(世間の話題を押さえておくため)有馬記念の結果を見ておこうとテレビを付けた。画像の様子が変だ、と思った瞬間、映らなくなった。うんともすんとも言わなくなった。
  • このクリスマス・イブに、我が家のテレビ(2000年製造、同年購入、25型ソニー製、既修理一回、購入費58000円〔当時〕)はついに逝ってしまったのだった。2年前の一度目の故障の時、部品の消耗が通常より進んでいること(我が家は私がとにかくテレビをよく見るため)、そして次に同じような部品の消耗による故障が起こったら、無料修理期間も過ぎているため、同機種のテレビ(ブラウン管、地デジ非対応)の購入費と修理代はあまり変わらないであろうと、ソニーの修理業者に言われていた。その、二度目の故障が今日だったのだ。
  • 困ったことに、我が家には予備のテレビはない。あるのは、携帯電話のワンセグテレビのみである。年末は録画しておきたい番組(特にドキュメンタリーの再放送)が目白押しである。これは困った。仕方なく、家にいた相方と二人で、私たちの住むS市内の家電量販店をハシゴして、どの店が一番早く配達してくれるかを尋ね歩くことにした。時刻は午後4時半。
  • 一軒目は上新電機。店舗規模が小さく、テレビの展示品にブラウン管がほとんど無く、尋ねる以前のレベル。早々に退散。
  • 二軒目はCaDen(旧・マツヤ電機)。今まで使っていたのと同サイズ(25型)のブラウン管テレビが展示されていたが、店舗に在庫が無く、配達日は早くて木曜日(!)になるという。28日ではないか。「(そんなに遅いなんて)あり得ない」と、この店も早々に出た。
  • 三軒目、最後の頼みはミドリ電化。ここは「即日配達、即日工事」が売りだ。ここが一番品揃え豊富で、私たちがターゲットにしていた21、25、29型すべてのブラウン管テレビが置いてあった。しかし、店員に聞くと店舗の在庫は21型のみ。仕方なく、三菱製の21型を買うことにした。店に行った時間が午後6時半だったため、配達は翌朝。でも、これで私のテレビの辛抱は一晩で済みそうだ。地デジに対応していない21型ブラウン管テレビの相場は、2万円台前半に価格が下落していた。おそらく、5,6年前に比べ半額近くまで下がったはずだ。
  • こうして、私は夕食をとりつつ、ワンセグの小さな画面で、M−1で優勝したチュートリアルの漫才を堪能したのだった。決勝は別にしても、最終決戦は出来レースの臭いがして、台本通りに優勝が決まった感じがした。フットにせよ麒麟にせよ、もうちょっと爆笑度の高いネタを作れるだろう、という不満があったからそう思ったのかもしれない。
  • 審査や運営を、特定のお笑いプロダクションから独立させる方法を見つけなければ、いつまでたってもこの番組は「吉本の注目漫才師を生産する番組」でしかないだろう。