月一の研究会日

  • 午後からヘーゲル論理学研究会。この研究会も10年は続いている。10年前と言うと、私はまだ大学院生になりたての頃だ。若すぎる。この研究会も、次回(翌月)で『大論理学』を全部読み終えたことになる。私の場合は「全部読めて良かった」というよりも、「さあ、もう一度読み直そう」という気持ちの方が強い。私の今年は「論理学」との付き合いが増えそうだ。
  • 今回読んだ範囲で「否定の否定」が登場した。私が最初にこの言葉を聞いたのはまだ高校生の頃だったかもしれない。この言葉は絶えず「図式化」され、「応用」される運命にあったような気がする。しかし、マルクス主義をさらにさかのぼって、ヘーゲルがどういう意味で用いたかを本文で確認しておくのは重要である。
  • 夕方、偶然相方が梅田にいるというので、一緒に家に戻る。今週も一週間ご苦労様、ということでお正月に貰っていて開けていなかった赤ワインで乾杯する。二人で一ビン空ける。気分良く飲んだ。明日に残らなければよいが。