(2/3)新たなる出発へ

  • 土曜日、ライスワーク(講師以外の日銭稼ぎ)が終わる。あと一週で退職することを先月決めた。9年続けた仕事も、何のセレモニーもなく去っていく。
  • 私は所詮、非常勤職員だった。まだタイムカードのスペースの近日採用・退職者欄に掲示はない。私など最初からいなかったかのように消えていく。
  • 大半は何度感謝しても感謝したりない職員、そして一人、二人の二度と顔も見たくない職員、中には部署が離れた後に若くして死亡した職員。色んな顔が浮かぶ。
  • 職場内の風通しの悪さ、無念を抱えながら退職していく常勤職員、無限かと思うほど増殖していく非正規雇用による職員、何年経っても上がらなかった時給。私が9年間で感じ、提案した職場の改善点は、ほとんど実行されなかった。言葉にできない虚しさ。それでもまだ、高給取りであれば辛抱もできるのかもしれないが、支払われてきたのは最低賃金レベルだった。
  • よくここまで我慢した。誰にも何も言われないだろうから、自分で自分を(ここでこっそり)褒めておく。
  • 仕事の疲れで夕方まで眠った。少しHPXの作業をしたが、夕食でまた眠くなり、早めに寝た。