(5/5-7)研究会、研究会、講義

  • 5日、本町でヘーゲル論理学研究会。今回からHPXを使用して講読開始。後半は参加者による研究報告。今月は立命館の角田教授にご報告頂いた。毎回刺激的な論題で、事務局としても一参加者としても有り難い。
  • 6日、森ノ宮で研究会。大阪での女性差別裁判の進捗状況と勝利した職場の変化について報告を聞く。改正均等法と「パート法」についても。特にパート関連の改革を見ていると、安倍内閣は女性労働者の賃金格差是正にはまったく関心がないどころか、格差是正を名目にして格差を法的に支えようとしている。これから社会に出て働こうとする学生には暗い話題だが、ありのままに講義で説明しておこうと考えている。安倍内閣が倒れた時に「日本の格差社会はどこまで『悪化』したか」を総括する必要がありそうだ。
  • 7日、大阪薬科大学で講義。この日のために丸5日も準備してきたが、思ったようにはいかず苦戦した。予定のビデオも上映できず、学生も幾分不満が残ったようだ。しかし、講義内容としては遅れずに次のテーマに移れたので、今後多少のゆとりが取れる予定である。