(8/27)ようやく回復傾向 - 講師伊藤のメモ帳

結局、日曜も大半を休養に費やさざるを得なくなった。もう土日で何時間眠ったのか、数え切れないほどである。多分48時間中、24時間以上は確実に眠っているはずだ。日付が月曜に変わってようやく、机に向かう体力と気力が回復しつつある。
論文は佳境に入っている。だが私の悪い癖で、いつもこの辺から筆が鈍る。ある一言、ある一段落を書いてしまうと、論文の新たな方向づけが決定してしまうような内容になりそうな時、「ためらい」が起きてしまう。今回もためらったまま、週末の風邪引きになってしまった。何事も失敗を恐れていては前には進まない、それは十二分に分かってはいるが、それでもやはり「審査」対象になる論文を書くのは疲れる。ものすごく疲れる。

最近、ふと疲れを感じて気分転換をするときは、時刻表による「机上旅行」が多い。そういえば最近は「青春18きっぷ」を買ってないな、とか、あの切符が最初に発売された時に買ったのが懐かしい、とか、そんなことで物思いにふける。机上で行きたい旅行先は「東北」、「信州」、「東海」と、すべて東の方になる。特に北東北三県は、必ず行きたいと思ってしまう。秋は良い季節だ。私はまだ津軽に降り立って旅行したことがない。一週間ほど掛けて岩手県全域を回ってみたい、という夢もある。そう考えると、私は「青年」の間にやっていないことがまだまだあるなあ、と思う。