(1/2)プランニング

  • 「一年の計は元旦にあり」とは言うが、酒を飲みすぎた頭で出来もしない計画を立てても仕方がないので、昨日は何も考えなかった。そして今日、一年の方向性(目標)について少し考えた。
  • 一つは「仕事を増やす」という大命題。もちろん専任就職が大前提ではあるが、哲学・倫理学関係の雇用の「寒さ」が何も変わっていない現在、就職口がないと愚痴を言って餓死するわけにはいかない。現在、(口約束を含め)仕事量は確実に増えている。これは有り難いこと。ただ、大学非常勤講師の報酬の入り方は、単価こそ違えど「フリーター」と何も変わらないから、仕事を引き受ければ引き受けるだけ研究の時間は減少する。この難題とは一生付き合わねばならないのか。
  • そしてもちろん「研究業績の更なる発展」は、毎日忘れず追求したいところである。昨年は四本の論文を脱稿し、それらはすべて今春活字になる予定。今年もすでに春頃までに一本の論文を完成させるよう、予定が決まっている。他に公募論文も投稿したいし、非常勤講師を務める大学の紀要にも投稿したい。様々な方々の配慮、援助によって研究が出来ている。その配慮に感謝し、研究できる喜びを噛みしめながら、時間の許す限り社会へ発信していきたい。
  • そして最後は私生活の話だが、増えた仕事のギャランティを元に「引っ越す」ということ。長年の私の夢である、「本棚の無い部屋で寝る」を実現したい。私が慢性的な鼻炎に苦しんでいる原因の一つが「ハウスダスト」であるが、古本(埃と、それを食べるダニがいる)も沢山所蔵している本棚に囲まれて眠るのは、いかにも鼻に悪い。引っ越し、できるかなあ。でも年始に「やるぞ」と決意しなけりゃ、絶対実現しないような気がするから、書いておく。
  • 先ほど、2007年1月初旬のこのブログを読み直した。私の両親や兄姉らと会食した際に、焼酎のお湯割りをたった三杯で悪酔いして「逆流」した話が書いてあった。あの日の「衝撃」が私を、一年間アルコール節制させるきっかけを与えた。あれから随分「飲んだ後」に気を遣うようになった。水分補給はもちろん、ウコンのドリンクも飲酒後に必ず飲むようになった。もう若くないさと君に言い訳はしないが、健康な身体があってこその講師活動、研究活動だと肝に銘じて一年を歩みたい。