(1/3)京都へ

1月3日の京都タワー

  • 正月恒例の、伊藤家の会食。今年は京都駅ビル京都劇場の隣にある「G」。店の前には「誠に勝手ながら」正月料金だとして、三が日は食事がすべて一割増だと書いてある。正月料金。これは京都では見慣れた風景。観光客から少しでも高いカネをとろうという店、迷惑する地元民。
  • で、正月の特別良いサービスが得られるわけでも何でもないのが、京都という所。「G」の給仕担当の女性従業員はミスを連発していた。大きな原因は正月のために調理スタッフが足りず、厨房が注文に追いついていないからであろうが、ビンビール二本に10分近くかかったりするのは厨房の原因ではないだろうし、宴の半ばで酒の肴に頼んだ茄子の浅漬けが、デザートが運ばれてくる頃にやっと出てきたのには呆れてしまった。他にも熱いお茶がなかなか来ないので催促すると、急須に溢れるほどお湯を入れてきたために傾けた途端にお茶がこぼれ、相方に熱いお茶がかかってしまった。ここまでしておきながら店長が出てきてお詫びするわけでもない。だから「G」なのか。京都市で生まれ育ったからこそ、相変わらずの京都に対する怒りは大きい。(写真はお化粧直しも終わって、ひときわ怪しい輝きを放つ京都タワー