(1/20)愛知へ行ってきた

八丁味噌の「ゆるキャラ」

  • 青春18きっぷ」がちょうど二日分余っていた。使用期限は今日まで。なので、相方と二人で愛知県へ日帰り旅行となった。5日の彦根に続く旅行である。
  • 朝8時台に家を出て、新快速で米原へ。米原キヨスクPASCOの「小倉ネオマーガリン」を買い、朝食。「中日スポーツ」を読みつつ、岡崎へ。一面記事は「FAの西武・和田の人的補償で岡本が移籍」。プロ野球に関心がないと何の話かと思うかも。でも(たぶん)ドラゴンズファンには大ニュース(のはず)。
  • 岡崎で愛知環状鉄道に乗り換え、中岡崎駅へ。カクキューの「八丁味噌の郷」へ。この本社工場では無料で見学させてくれるという情報を事前に掴んでいた。小倉好きにして味噌好きの私には楽しい時間であった。見学の最後に八丁味噌と赤だしのみそ汁を試飲させてくれる。その上、茹でた丸こんにゃくにみそだれを付けたものも試食できる。素晴らしきかな、味噌文化。見学終了後、赤だしの試供品までもらえる。土産物売り場で実家の親への土産に「もろみ」を買う。私の母も金山寺やもろみは大好物である。
  • JRで名古屋へ戻り、松坂屋7階の「ビ〜バ〜♪テルミナ〜」へ。相方に「すがきや」のラーメン(私は何度も食べているが、これが関西人にとっては非常に珍しいメニューなのである。そもそも「すがきや」がラーメンを作っていることを知らない関西人が殆どである。魚系ダシのスープは私の好物)と、「クリームぜんざい」(これはもっと知られていない)を食べさせようとしたのだが、なぜか満員で断念。仕方なく、きしめんに変更。私の好きなきしめんメーカーと言えば、中川区前田利家ゆかりの地に本社工場がある「吉田麺」。その直営店で「みそきし」を食す。濃厚な味噌だしに感激する。今度は味噌煮込みを頼みたい。もし近所に住んでいたら、全メニューを制覇したくなるだろう。「宮きしめん」も悪くないのだが、私にとっては「吉田麺」が一番である。大阪うどんの昆布系の薄い色のダシも嫌いではないのだが、カツオを強めにとったダシで食べる味噌ダシは忘れられない美味しさである。
  • 名鉄名古屋駅からで栄生(さこう)駅。「トヨタミュージアム産業技術記念館」へ。そこは紡績機械と自動車製造の一大パビリオンであった。見学時間が一時間ほどしかなかったのは残念。もう一度必ず、半日は掛けて見学する必要を感じた。紡績技術の進化や自動車量産のリアルな姿は、まさに「百聞は一見にしかず」だった。入場料500円は安いと思う。
  • 夕方。もう一度テルミナへ戻り、早めに夕食を食べて帰ろうという話になった。なので、「鈴の屋」で味噌田楽を堪能した。里芋の田楽味噌がけが私には一番のヒットだった。名古屋での食事は「はずれ」がほとんどないので嬉しい。
  • 朝から晩まで堪能した愛知への旅は、満腹の中、爆睡とともに終わった。こうして、溜まった仕事は全部明日回しになった。