どうやら打ち合わせの曜日になりつつある

  • 火曜日。激しい鼻炎による鼻づまりと、目やにによる痒みなどで起こされる。
  • 昼から鷲原先生と水曜の授業についての打ち合わせと、関大の「スタディスキルゼミ」の情報交換。約一時間半で話が纏まるように話が進む。こういうのが「教員的な会議慣れ」なのだろうか。遅い昼食を取った後、東西研の共同研究室へ。同じ非常勤研究員の小椋先生とばったり。ここでも「スタディスキルゼミ」の話題。
  • 西研が閉まった後は、図書館へ本の返却。ついでに一冊借りた。神田遵『均等法・母性保護 育児介護休業Q&A』(労務行政)。今年の1月に出た本だ。弁護士の著者の視点でこの辺りの現行法をどう解釈しているのかを知りたかった。私が「ジェンダー」に関して関心をもっている事項は多々あるが、最近は「母性保護」に関心がある。いや、正確に書くと「若い世代である女子学生の多くが母性保護に関心をもっているという事実」に関心がある。
  • 帰宅後、朝に受け取った郵便物を開ける。尼寺義弘先生から新刊の翻訳書(『ヘーゲル教授殿の講義による法の哲学講義?』と『同?』、晃洋書房刊)をお贈りいただいた。御礼はもちろん申し上げるが、まずはこの場で感謝を。これは1822/23年の、いわゆる「第5回講義」(ホトー・ノート)の全訳である。これで記録に残っている限りでのヘーゲルによる「法哲学」関連講義の国家論は、すべて邦訳されたことになる。訳し方の「個性」の違いだけで、数本の論文(あるいは研究報告)が書けるのではないか、と思う時がある。でも、そこまで手が回らないのが現実である。
  • ついでに昨日届いて、未だ見ていなかった郵便物も封を開けた。日本哲学会から『哲学』59号と、今度の大会の案内が入っていた。5月17,18日に広島大学だそうだ。第3土日だったか。ちょっと待てよ、この土曜日はもう研究会が入っていたのではなかったか?むむ。調整をお願いするか。