(6/13)論理的10

  • 怒濤のように進行してきた「論理的に考える」も第10回。内容的には締めくくりに入っている。テキスト(斉藤・中村著「『正しく』考える方法」晃洋書房刊)のラインに沿って話を進めてきた。野矢茂樹氏の一連の著書との相違も分かってきた。大学一年生、しかも「論理学を勉強することが目的ではない」学生に必ず伝えるべき内容と、必ずしも必要でない内容の区別は、後期の演習でより向上できそうだ。同じ科目の別クラスを担当している鷲原先生とも話をしているが、カリキュラム上のベースラインは今年度終了時である程度まとまりそうなので、来年度はよりクオリティの高い内容に進められるであろう。教える側としても、日々ベストを目指していくからこそ、日々反省課題も生まれ、次にどう向上させるかのターゲットも明確になる。