(8/24-26)仙台、石巻旅行

shinyas2008-08-26

  • 四ヶ月も前から計画していた仙台旅行へ相方と二人で出かけてきた。二泊三日だったが、もう雨ばかりで大変だった。
  • 仙台駅へ着いて早々、カートにくくりつけていたボストンバッグがずぶ濡れで、かろうじて着替えへの浸水は免れたが、カバンの中身を全部出して室内干しする作業に追われた。少し出かけるたびに靴に水がしみこむので、初日で着替えの靴下が底をついた。仙台では野球観戦の計画をして二ヶ月前から指定席を押さえていたのだが、結局二日間とも中止の憂き目にあった。ここまでついてないと言葉もない。(写真は、私たちが大阪へ帰る三日目になって雨がやんだKスタ宮城
  • しかし、野球を見る時間が余った分だけ、色々と食べに出かけた。一日目は仙台空港盛岡冷麺と松島の地ビールで乾杯し、宿に荷物を置き、市内の老舗の和菓子店へ出かけて「づんだ(ずんだ、ではない)餅」をいただき、その夜は海鮮系の居酒屋で初物のサンマの刺身を地元の日本酒で堪能した。二日目の昼は石巻の「石ノ森萬画館」へ出かけ(相方が「サイボーグ009」の大ファンである)、三階の展望喫茶店で「鯨カレー」と「鯨漬け丼」を食べる。二日目の夜はまた別の海鮮系居酒屋でカツオの刺身を黒エビスで。帰ってきた神戸空港のレストランでは、天ぷらとプレミアムモルツで締めた。こんな事ばかりしていて、野球観戦という「運動」もしなかったから、すっかり太って帰ってきてしまった。
  • 三日目の昼、仙台市博物館で「ベルツ」のリンデン民族学博物館所蔵のコレクションを二人で鑑賞してきた。この「お雇い外国人」のことを私は名前程度しか知らなかったが、なかなか興味深い人物である。彼のコレクションそのものに、彼の日本文化に対する評価が鮮明に表されていて面白い。日本の「西洋文明受容」に関する議論など、有名な所説であろうが、一から勉強してみたくなった。(殆ど知られていないが)「明治期文化思想研究」は私の研究領域の一つなのだ。