(12/16)明日の打ち合わせ

  • 昨日の夜に連絡を取り、今日の午後、W先生と学内で打ち合わせ。明日の、高槻でのディベート大会の件で。
  • 明日は高校生へのディベート指導の最終日である。そこで、二人で乗り込み、「生徒対講師」のディベート大会を開催するのである。これは一回限りのアトラクションで行う場合があるし、通年授業のラストで「腕試し」として行う場合もある。
  • テーマは「小学校での英語必修化」。二人で立論の題材を考えたり、反駁の論理シミュレーションを行う。ただ、実践対戦は久しぶりなので、勘がなかなか戻らない。
  • 夕方。家で資料のネット検索。いくつかのことが分かってきた。「賛成派」はおおむね、英語学習自体のメリット、英語早期学習のメリットを重点的に強調する。一方の「反対派」は、制度上の問題点(財政負担、人員の質確保、授業時間の圧迫など)や、国語教育の危機に対する不安を口にする。残念ながら、英語の教員を増やしたいだけじゃないかと思うような「専門家」の意見も目にしたし、ある有名ジャーナリストの意見は見事に非論理的だった。「足下をすくわれないような論理」の構築というのは簡単じゃない。そこを高校生がわかってくれるかどうか。