最後は、…トイレ

  • ソウルの飲食店は、新しい建物でも意外に、日本で言うところの「和式」が多い。で、「和式」のときに困るのが、おしりを拭いた紙を水に流さずに「ちり紙入れ」(家庭用の蓋付きペールが多い。いわゆる「汚物入れ」のような小さな物ではない)に入れる、という習慣である。これはおそらく下水管が詰まりやすかった頃の名残なのだろうが、日本人にはお尻を拭いた紙を水に流さないというのは、なかなか抵抗がある。だから、男性の場合、「大」は極力ホテルで済ませておきたいし(小便器は日本での形状と変わらない)、女性の場合は洋式トイレがあるような場所で済ませておきたい。洋式トイレでは流しても良いようだった。