ホテルでテレビを見る

  • 今回で最後の土産話シリーズをどうぞ。まずはテレビから。
  • ホテルがケーブルテレビに加入しているようで、全部で60チャンネルほど観ることができた。
  • ニュースは4,5の局でやっていたが、ずっとやっているのかどうかは不明。ショッピングチャンネルは4,5、仏教とキリスト教のチャンネルが一つずつ。韓国では有名なプロゲーマーのチャンネル(要はテレビ番組内でゲーマーが対戦をしているのを中継している)が二つもあった。日本で何に例えて良いのかよく分からないが、観ている側は深夜によくやっている芸能人によるパチンコ対戦番組のようである。NHK教育のような、学校の科目の勉強を教えているチャンネルが四つも五つもあるのには驚いた。地方の受験生はこういうチャンネルで塾通いの代わりに勉強しているのだろうか。
  • あとはドラマ(歴史物は少数で、現代劇の方が多かった)、バラエティなど。バラエティのうち、どこかの局のトーク番組でヘリョン(「サンジャポ」にレギュラー出演していた韓国人女性コメディアン)を見た。本当に現地のテレビに出ているんだと確認。
  • 映画のチャンネルもいくつかあった。洋画は二つほどで、私が行った日にはスティーブン・セガールのアクション映画をやっていた。アニメのチャンネルでは日本のアニメもハングルの吹き替えで放送していた。私が行った日に見たのはあたしンちだった。
  • 他に日本の番組は、NHK国際放送が見られたのと、「チャンネルJ」という、日本の番組をハングルの字幕付で放送するチャンネルがあった。ためしてガッテンなどのNHKの番組を放送しているのに、この局が民放だからか、途中で何度もコマーシャルが入る。しかもガッテンの時は健康食品などの宣伝が入る。この違和感はなかなか面白かった。このチャンネルだったと思うが、加藤ローサ主演のテレビドラマ「女帝」(2007年。「あたしンち」と同じテレ朝系)もハングルの字幕を入れて放送していた。私は「日本の番組がソウルでこんなに堂々と見られるのか」と驚いた。