ソウルで地下鉄体験(なぜお年寄りが少ないのか)

  • 今回の旅行で、ソウルへ行ったら電子マネーを買おうと決めていた。旅行先ではその地方の電子マネーを買い求めるようにしている。ソウルの電子マネー「T-money」という。カードはコンビニで売っている。私が買ったのは3000ウォンのカード型。相方は7000ウォンの携帯ストラップ型を買った。「チャージ(チュンジョン)」もコンビニでできる。1000ウォン単位。ちなみに、ソウルの地下鉄は初乗りが1000ウォンだが、電子マネーで乗れば900ウォン(=約63円)。明洞駅のある改札で五分ほど観察したのだが、95%以上が電子マネー利用者だった。これは日本よりも多いだろう。その反動か、自動券売機は旧式のものがポツンと置いてあるだけか、もしくは窓口の駅員から直接買うか、という駅が多かった。なお、Tマネーはコンビニの買い物やその他色々な箇所で利用できるようになっている。
  • なぜ地下鉄は電子マネー利用者が多いのかと考えてみたが、私の仮説は「お年寄りは地下鉄が使いにくいから」というものである。ソウルの地下鉄はエスカレーターがすべての駅の出口に付いているわけではなく、エレベーターはもっと少なかった。ソウルの地下鉄は日本と同様、路線によってずいぶん深く掘ってあるので、階段の上り下りが結構足に辛い。私は三泊四日の間に10回前後も地下鉄に乗ったので、三日目の朝ですでにふくらはぎがパンパンになった。(だから、個人旅行をされる場合は、重い荷物を持ってソウル駅【写真は旧ソウル駅。新ソウル駅はこの駅舎の南側】から地下鉄に乗ってホテルに行くのは止めた方が良い。初心者なら、黒塗りに金帯の「模範タクシー」に乗ってホテル名を伝えた方が無難。料金は通常のものよりかなり高いが、日本よりは安い)