「ストリーム」が終わった

  • ついに昨日でTBSラジオ「ストリーム」が終わったようだ。先ほどポッドキャストを聞いたら、マッピー(私と同学年)が号泣していた。最後まで、私は関西に住んでいるがゆえに、一度も生で番組を聴取することができなかったが(放送の時間帯にラジオが聞こえる範囲にいなかったから仕方がない)、しかし熱心な「リスナー」であったことには違いがない。ところが、現在の聴取率調査の制度下では、私は(たぶん)一度もリスナーとしてカウントされたことがない。
  • テレビの視聴率がワンセグの膨大な普及によって、数字の意味を失いつつある。ラジオのストリーミング放送を聞いている者もリスナーとしてカウントされない。どんなに番組がポッドキャスト普及などに尽力してリスナー拡大を続けても、聴取率調査で他局に抜かれたらそれでオシマイというのでは、聴取率調査が経費削減の口実になっているだけではないか。しかもラジオの聴取率調査自体が、期間中は大盤振る舞いのプレゼント合戦になっており、正確な実態など何も反映していないというのに。
  • この2009年4月改編は、テレビもラジオも長寿番組が全国で壊滅的な崩壊を起こした改編として歴史に残ることだろう。
  • 夜。ニコ動で「タブーソングス2」を聴く。こういう画期的な番組をやってくれるTBSラジオなのに、本当に残念だ。