(5/18)表に出るな、騒ぎすぎるな

  • 以前から書いているかもしれないが、私は大阪に住んでいる。今日出講予定だった、高槻にある某大学から「今日から一週間休講」という電話が、朝9時にあった。私は朝11時頃出勤予定だったので、出勤前に「休業」が決定したから家を出ていないのだが、朝1限から授業の先生はすでに家を出た後だったと思うから、ちょっと気の毒である。(たしか兵庫県から通勤されている先生もいたはずだ)
  • さっきも書いたが、私は大阪在住で、しかも感染者の出た自治体に住んでいる。もちろん私の相方も(結婚して同居しているのだから、まあ当然だ)。しかし相方の通勤先は大阪市内である。相方は通常通り、仕事へ出かけていった。首都圏も大阪も名古屋もそうだろうが、学校や仕事へ行くために、都市の中心部へ向かう、あるいは通過する人は膨大な数になる。吹田や豊中や茨木に住み、大阪市内や京都市内へ仕事や学校に行く人も大量にいるだろう。そう考えると、小出しに休みの地域を増やしていくというのは、やり方として一番拙い気がするのだが。
  • さきほど、明日予定の勤務校からも「一週間休講」との連絡があった。かくして私は一週間、仕事が無くなった。不要不急な外出はするなというが、外出するだけの資金もないので、したくてもできない。有難いことにマスクは、相方の職場ルートで買った業務用のものを備蓄しているので、買いに走る心配はない。業務用の一枚あたりの値段を知っているので、薬局で売られるマスクのベラボーな値段にはいつも仰天する。一体、小売段階までに何倍に跳ね上がるんだ、と思う。
  • 表題のことについて書き忘れた。題は私の意見ではなく、こういう呼びかけが関西のテレビ番組の報道にあふれている、ということを表現したかったのだ。
  • 夕方、ドラッグストアへ体温計を買いに行く。幸い、まだ体温計は売り切れていなかったが、マスクは現在、家の近所での購入はほぼ無理だ。ガーゼとゴムを買ってきて自作でもするしかない。私が体温計はどれが良いか(オムロンテルモか)を数分しているだけで、品切れのマスク売り場に二十数人の客がやってきた。皆、空っぽの棚を見て落胆して帰って行った。
  • 先日、このブログで「男の子牧場」という恐ろしい名前のサイトについて書いたが、もうサイトを閉鎖するというニュースが流れていた。まあ当たり前だ。結婚するための活動を「コンカツ」などという軽薄な流行語(まるでソウルの料理店の看板のカタカナ表記みたいじゃないか)にしてしまい、流行に乗って商売ができると思った連中は頭を冷やした方が良い。「結婚しない、あるいはできない」原因を解決するには、出会いの場をバーチャルに作れば済むような甘いものではない。