【最高裁裁判官国民審査】竹内行夫裁判官に×印を

  • 今度の総選挙と同じ30日に実施される「最高裁判所裁判官国民審査」について、あるアピールを知り合いの先生から頂戴した。一部を抜粋して掲載する。(特に私が気になったところは太字にした)

自衛隊イラク派兵差止訴訟」の原告としてのお願いです。同訴訟・全国弁護団で、「竹内バッテン運動」を進めております。

今回の選挙の投票時に「最高裁裁判所の裁判官の国民審査」が行われ、「竹内行夫」が含まれています。この裁判官に×をつけてくださるようお願いします。

竹内行夫氏は、小泉時代に、ブッシュのイラク戦争支持や自衛隊イラク派兵を決定し、実際に実行した外務行政の責任者、外務省「事務次官」でした。
氏はまた、イラク戦争に反対した当時のレバノン大使・天木直人さんを「クビ」にし、高遠さん達3人がイラクで身柄拘束されたときに、「自己責任だ」と切って捨て、3人へのバッシングを引き起こしもしました。
今、「イラク戦争は間違っていた」とブッシュ元大統領でさえ反省しています。「日本のイラク派兵は違憲である」と、名古屋高裁も判断を出しました。(九条一項違反、すなわち、「日本は戦争行為をしている」との判断です。)竹内氏は、間違っていたイラク戦争を支持し、違憲と批判されたイラク派兵を進めた張本人です。

麻生首相は、裁判官出身ではなく外務行政のトップだった竹内行夫氏を最高裁の裁判官に任命しました。
違憲判決が出た後に、イラク派兵の責任者を最高裁の裁判官に送り込んだのは、「イラク派兵については全く反省もしない」「これからも今の憲法を守るつもりもない」という意思の表れです。それにとどまらず、政府は明らかに違憲ソマリア派兵を強行しています。

「国民審査」は公職選挙法の対象になりません。ビラ配りも自由です。投票日に投票所近くで「竹内さんにバッテンを」と街頭宣伝することも道交法違反にならない限りは全くの自由です。ネット上での運動も自由です。どうぞ、宣伝大いにお願いいたします。

http://www.ribbon-project.jp/

  • 最近のタモガミ氏の言動を見ていても思うが、個人に思想信条の自由が保障されているにせよ、なぜこの人物が国家公務員組織のトップに立てている(いた)のだろうと不思議に思うことが、この数年増えた気がする。今度の選挙は、そういった「不思議」を見直すための選挙でもあるような気がしている。