東京都の青少年「健全育成」条例改正案が継続審議に

  • 会派として明確に反対を表明したのは共産党だけという状況下で、よく「継続審議」をかちとれたものだと率直に思う。この成果はもちろん、大御所のマンガ家諸先生をはじめとした、表現活動や出版に関わる人々を中心に、改正を疑問視・不安視する多くの人々が懸命に取り組んだ運動の成果だと言って良いだろう。
  • 次の攻防は次の6月都議会に移った。この危険な条例案を、今からどのようにして反対していくのか。議論すべきことはたくさんあるけれど、一つ一つ論を興していくしかないだろう。私も数日前は「議論するヒマがあるなら声を出すべきでは」と思っていたが、これからきちんと熟考していく必要があると感じている。