(3/15)花粉だらけの中を外出

  • 昼から関西唯研のシンポジウムがあり、舞洲へ。舞洲へ来るのは二度目か。たしか一度目は相方が行きたがったB'zの野外ライブに付き合わされたのだった。今回は桜島駅からバスに乗ったので、例のフンデルトヴァッサーの作品である、大阪市環境局舞洲工場をじっくり観察することができた。異様ではあるが、彼の作品らしさが全面に描かれており、建物というより芸術作品を見ている気分になる。しかしまあ、大阪市の財政を考えれば、(工場機能は別にして)無用の長物に見られるのは仕方がないだろう。
  • 会場で『格差社会から成熟社会へ』についての報告を聞く。「日本のゼロ成長は『資本蓄積』の終了、成熟社会の到来」だという筆者の立場は、もしかして(社会主義へ自動転化しないけど)「資本主義の全般的危機」論?「格差社会」や「成熟社会」が読者に明示されていれば、と。
  • 夕方、シンポの途中で会場を後に。相方が家電製品(空気清浄機)の配達時間を、相方帰宅前の時刻で約束してしまったものだから、私が帰らざるを得なくなったためだ。無事、空気清浄機(シーズン中なので特売だった)が我が家にやってきた。洗面所の悪臭が漏れてきたり、スルメイカを開けたりするたびに「ニオイセンサー」が反応するのが面白い。我が家は二人ともタバコを吸わないので悪臭の要因は少ない。花粉吸着はこの機械に任せ、あとは小まめに掃除して、ハウスダストを除去するのみ。