(5/5)休んでるんだか

  • 昼に起きる。とはいえ、身体全体が重い。何か溜まっている疲れが抜ける感じがない。午後はDVDの編集。ドキュメンタリーをダビングしたりしていたから、結局半分は仕事のようなもの。四月初旬の「南京大虐殺」(NNNドキュメント'08)や、「年収200万円 正社員になりたい」(FNNザ・ドキュメント)など。派遣社員の過酷な労働実態報道が好評だったテレビ東京系の「ガイアの夜明け」の続編が明日放送される。少し期待。
  • 夕方、早めに風呂。入浴中、なぜか「公募論文」審査の理不尽な実態を思い出し、怒りが沸々と湧いてきてしまった。イヤな入浴時間になってしまった。だが、私憤はどうでも良い。今後、後輩が同じトラブルに巻き込まれないよう、何らかの教訓化をしておく必要を感じている。
  • 夜、ゆっくり夕食をつくる。といっても冷凍食品や、残った野菜の炒め物など。少しはのんびりできたかもしれない。
  • 仙台の試合のテレビ観戦を最後までしてしまったために、午後11時台まで野球を見てしまった。お互い決め手を欠く弱さだ。今夜5時間以上試合をしながら、明日のデーゲームはどうなるのだろうか。
  • 先日、このブログでPerfumeのことを書いたが、アイドル歌手というのはメディアの「ジェンダー」分析にはもってこいの研究対象である。現実のアイドルを演じる歌手の個性とはほとんど無関係に、プロデューサーや事務所による「売り出し方」でキャラクター設定が決まる。それは「マーケティング」的要素と、懐かしさや新しさの隙間を縫ったセンスの結合として打ち出される。おそらく、このテーマなら私は90分、余裕でしゃべれると思う。ただ、こういう分析は社会学の領域なのかもしれないが。
  • 一昨年の「社会思想史」の講義で「フォークソングとポリティカル・メッセージ」と題して、曲をDJのように次々かけながら90分間、日本のフォークソングの「政治性」と「非政治性」について語ったことがある。これもまあ、「本業」をはずれているかもしれない。