(5/19)睡眠三時間でも講義は突っ走る

  • 今日は高槻。三限でやっている、日本の女性科学者の自伝を読むのも第5週。大阪薬科大学の「異文化言語演習」の良いところは、単純に狭義の「語学力」に限定せず、外国語を使用した文化や教養の修得という大学ならではの目標設定ができることだ。私はその意義を最大限活用しようと、「日本のある女性科学者が回顧した、科学研究の思想」を紹介している。大いに面白がってくれる学生もいるが、中には「つまらない」と思う者もいる。全員が面白いと思える内容であればベストなのだが、別にこの科目は私だけがやっているのではない。同じ時限に6つも開講されている。学生は選べるわけだ。良い時代である。
  • 「女性学」はフランスの子育て政策を紹介した。驚きと羨望、そして日本との余りの違いに対する落胆とが入り交じった雰囲気となった。「フランスで産みたい」と書いた学生もいた。日本では産む気が起きないよねぇ、確かに。
  • 午後遅くから雨。帰り道、ダイエーでワイシャツ探し。フェア中だったが、良い物が無く早々に引き揚げる。