(9/8)9月上旬における、ある大学非常勤講師の日常

  • 最近、日常の生活パターンについて書いていなかったので、少しそういう話を。
  • 私は先月末から部屋の家具の配置換えをやっている。理由は書類や書籍が増えすぎて、寝るスペースを減らして物が置けるようにするためだ。今までパソコンデスクと作業机が離れていたが、それだと椅子のスペースが二つ必要なので、パソコンと机をL字型に並べて椅子のスペースを一つ減らした。その空いた箇所に本を山積みにした。約150冊。「今後半年の間に参照する可能性があるかどうか」という基準で、その選考に漏れた本たちである。うちのマンションの部屋は床が板張りなのだが、場所によってはその床がミシミシと音がする。だから、重い本が置ける場所とそうでない場所がある。残念ながら本が置けない場所を使って布団を敷いている。大地震になったら、寝ている私は抜け落ちた床の下か、重い本棚と本の下敷きになる予定だ。
  • 最近は出かける用事のない日には、8月中に録画しておきながら見ていなかったドキュメンタリーをパソコンで「上映」しながら、文書を書き、読書をして、メールに返事を打つという「ながら作業」の日々である。録りだめしておいた海外ニュースも聞き流している。好きな音楽を聴く時間もとれないが、講義開始はもう間もなく(あと10日ほど)なので、とにかく準備、準備である。特に、後期はオリジナルな内容の講義が一つ始まるのだが、その準備が完全に遅れている。貯められるだけの情報をインプットしておかないと、あっという間に在庫が切れる。今は寝ても覚めても、その新講義のことで頭がいっぱいである。
  • 今日は夜から西梅田ジュンク堂で本を探してきた。倫理、論理関係の講義の資料など。ざっと六千円。こういうのを全部自腹でそろえなければならないのも、非常勤のつらいところである。(必要経費で落ちないものだろうか)
  • 家に帰ってテレビをつけたら「ガイアの夜明け」。派遣労働者問題の完結編?「クローズアップ現代」とはまた違ったドキュメンタリーの力を感じる(同時に限界も感じたが、今は触れまい)。これからもこういう問題に迫ってもらいたい。メインスポンサーの日経新聞を読んでいても決して分からない、こういう問題に。