(12/24)年内通常講義、ようやく終了

  • 今日で今年の講義は終わった。一昨日に続いての演習だが、他の講義が終わっている関係もあり、比較的準備はできた。
  • 生命倫理はドキュメンタリーを上映。判断能力を持ち得ない新生児患者の生と死を医師がどこまで介入して良いのかについて、意見を出してもらった。学生の多くは、自分が医師の立場なら法的責任を問われたりするリスクを考えても、治療による生命維持の「ガイドライン」が無いと仕事にならない。しかし親の立場なら、「ガイドライン」が患者を見捨てる「ライン」になりうる以上、「ガイドライン」の存在は邪魔になってくる。敢えて具体的な解答をまとめずに講義は終了した。此処で学んだ問題意識を忘れないで欲しいな、と一講師の願い。