(12/31)結局こんな感じで一年は終わった

  • 昼から昨日の続き。夕方、ようやく予定のダビングとHDDからの消去が終了。これで一月下旬まで編集しなくても済みそうだ。今日する予定の仕事も来年回し。
  • 夕方、二番組の録画を回しつつ、チャンネルを色々変える。(以下、敬称略)
  • 紅白は後日観る予定。あれは生で見るものではなく、飛ばしつつ気になる歌手やMCのトークをチェックするのが効率的。結果は白が勝ったらしいが、So what?としか言いようがない。毎年のことだが、もう二度と紅白で見ることもないような歌手が多数出演していたので、そのへんだけを残して保存する予定。
  • TBSは6時台からコケた感がある。ボクシングは早々に防衛に失敗し、過去の映像でつないでるし、武蔵はあっさりやられるし、魔裟斗は解説者?だし。過去に人気だった選手を担ぎ出すのもほどほどにしたら、と普段余り格闘技を観ない私は強く感じた。
  • テレ朝の「Qさま」は録画収録部分が多すぎ。生である意味がほとんど無かった。「相棒」つながりで水谷豊を無理やり生でねじ込みたいためだろうが、フジの羞恥心+Paboの出ずっぱりとは勝負にならなかった。録画中心でクイズばかりでは、何も大晦日にやらなくても、という気持ちが最後まで残った。その後の「雑学王」は全部生で、しかも正月に津南だ雑学で独自性を出したが、生のせいか若干間延びした構成が気になった。結局我が家はテレ朝(朝日放送)で新年を迎えた。
  • フジは割り切っていてすがすがしい。まことに往年のフジらしい、ほとんどスムーズに進行しない生クイズ番組。久しぶりに「紅白の裏番組」であるということを前面に出した番組を観た気がした。上の6人を出られるだけ出させて、挙げ句の果てには食事タイム中に皆で紅白での彼らの歌唱を「鑑賞」していたのだから、まさに持ちつ持たれつのテレビ業界。ここまでのブームの仕掛け人が紳助であることは百も承知だが、彼がいなくてもここまで番組ができるなら、できればこれからも無しでやってくれないか、と無理な期待をしてしまった。熊本の中継にTKOが飛ばされていたのには苦笑。このために東京の生バラエティーにいくつも出られなくなっただろう。
  • 日テレはダウンタウン。これは好き嫌いがハッキリ分かれる番組だろう(いや、上の番組すべてがそうなんだけど)。前半のモリマンと山崎の対決は、もうマンネリが限界に来た感じ。対決に斬新さが無く、最初の頃の新鮮な笑いはもう期待できそうにない。観客も以前の対決をもう一度見せろ、という声が多くなっている。後半も、豪華な芸能人を多用した割には、やはり以前のような「とんでもない(馬鹿馬鹿しい)暴力」による笑いが湧いてこなかった。
  • 残念ながら、テレ東のハッスルは観ていない。昨年は一番よく見ていたのだが。泰葉が出る、と聞いただけでチャンネルがそちらへ向かなかった。
  • こうやって整理して気づいたが、これだけ「お笑いブーム」と言われながら、肝心の紅白をやっている時間に演芸番組(芸人が芸を見せる番組)をぶつけたりはしないんだ、ということだった。「エンタ」も「レッドカーペット」も、たとえば歴代「M-1」優勝芸人の競演とか、そういう勝負はどの局もしないんだと。クイズでもダウンタウンでも(ハッスルも?)、かならず芸人が出演していたが、「芸」はやっていない。そういう番組はすべて、午後11時台以降に多くの局が並べてきた。「朝まで生テレビ」の田原は番組の冒頭でお笑い番組を各局がやっていることを批判的に触れたが、私はむしろ、「お笑いブーム」なんだったら、どこかの局が紅白の時間帯に収録であっても、各芸人の鉄板ネタや新作ネタを贅沢に並べたらいいのに、と思った。
  • また、どこの局でも良いから、こういう年こそ徹底的に今年一年の「世界同時不況」関連の全情報(ニュース解説から、日本の景気の実情、政治の今年一年の各政党の動きを整理、非正規雇用者への今の救援活動など)を、ニュースキャスターが各方面の解説者と一緒にやればいいのに、と思った。明日、明後日をどうするかという人も日本にはたくさんいるのだから。事態は震災被害に匹敵するような状況なのに、震災ならいくらでも報道特別番組を組むだろうに、各局は何をしているんだと。もし、そのような番組をやったために視聴率がめちゃくちゃ低かったとしても、その局は後で表彰を受けたんじゃないだろうか。「NHKでさえ延々と歌番組をやっている時間に、うちの局は明日、明後日のための情報を流します」というスタンスは、放送局イメージにとっても重要だと思う。昨夜は東京日比谷だけでなく、大阪なら扇町公園でも炊き出しなどが行われていた。各地方自治体や企業の支援、ボランティア志願者がアクセスするための連絡先など、十分特番ができると思うのは私だけなんだろうか。