ひしょの思い出

  • 今の北京は大阪よりも涼しく、避暑的な過ごしやすさがあった。万里の長城(八達嶺)など、気候的には今一番良い時期ではないだろうか。

 143人もの新人議員が誕生した民主党では、深刻な秘書の「人材不足」が予測されている。

 政策秘書を含め3人の公設秘書は、国から給与が出るが、政策秘書は、合格率が高い時で9%台という厳しい資格試験を通るか、10年以上公設第1秘書か第2秘書を経験することなどが必要。国会運営の流れや、国の予算や行政機構に通じた人材を育成するにしても何年もの時間がかかる。民主党のベテラン政策秘書は「公設第1秘書や第2秘書は簡単に見つかるだろうが、政策秘書は圧倒的に足りなくなる」と心配していた。

  • 私の友人に、大学院で政治学を修めていた者がいる。彼は以前から政治の世界への関心を持ち続けていた。しかし彼の支持する政党では多くの秘書や候補者の必要がなかった。結局彼は結婚し子を育てながら、ある団体職員の生活を選んだ。過去のことに「もし」を言ってはいけないが、彼がもし学生の頃から現在の民主党を支持するような思想を持っていたなら、彼は今ごろ国会議員か、議員秘書になっているはずである。彼ならその実行力や、担当能力があると確信を持って言える。
  • 実は私も昔、その彼から、ある自治体の無党派首長候補の政策秘書を内々に勧誘されたことがある。今回も選挙報道を何日も夜通し見てしまうほど、政治の世界には今でも興味が無いことはない。今回、民主党の新人候補の演説を見ていると、「私の方がよっぽどマシなことが言える」と何度も思った。自分が矢面に立たなくても、スピーチライターを担当すれば、もっと良いことを言わせてみせる自信もある。何せこちらは言葉を扱う職業なのだから。しかし、そもそも私は民主党員になるつもりが無いし、ましてや政党交付金で生活したくないという思いが先に立ってしまう。これからも一教員一市民として、このブログで思ったことを書き連ねて行くつもりである。