(10/24)論理的5
- 「論理の嘘にだまされない」トレーニング、というのは、どうやら「正しい論理の表現を学ぶ」というアプローチよりも関心が高い、ということが前期後期とやってきて分かってきた。クイズ性もあるだろうし、計算問題的なやり方に学生が慣れているというのもあるだろう。たった13回、されど13回なので、来年度はもっと意欲のわく、効果の高いカリキュラムにするべく、今から検討に入っている。新テキストの候補もあるが、例題数、ワークシートの作りやすいテキスト内容、事例表現の分かりやすさなど、検討課題は多い。
- その一方で、ある論文原稿が締め切りに間に合わなくなってしまい、断念。去年は遅れても何とか待ってもらえたが、今年は去年以上に遅れそうで(昨年より非常勤の仕事が増えている)、さすがに無理。先方にとりあえずお詫び。
- それにしても、週7日休みなく講義の準備と出講、残った時間で研究をやり続けている生活で、どうして一人分の生活費に精一杯で、「家族を養う」などとてもできないのか、と自分に対して思う。「高学歴ワーキングプア」と言ってしまえばそれまでだけど、小手先の対策では何も変わらないと思うのは私だけではないはずだ。
- ある報道。大阪で高校(特に私立)に通わせるのはやめた方が良いと思わせる話。大阪府はいろいろ終わっている。蘇らせるためには、少なくともそのやり方、その言い方じゃないだろう。