(7/10)ディベート大会終了、論理的も終了

  • 今日はドタバタしてしまった。朝からフル回転で準備して授業に臨んだが、それでも綱渡りの印刷作業だった。昨日は久しぶりに、半日を費やして授業準備以外の研究資料のコピーをとったが、未だ不十分。非常勤講師生活は、とにかく何でも「一人で終わらせる時間」があるかどうかが勝負。通常の授業の準備に、研究会発表の準備、学会研究発表の準備、そこに専任就活の準備(さらにはカケンヒ申請)を入れようとすると、予想通り体を壊す。
  • 3限はディベート大会。前も書いたが、関大生の能力は本当に高い。特に今回は、グループワークの魅力を実感してもらえたのではないだろうか。自分一人ではわずかな力でも、グループで準備して、チームで対戦すれば何倍もの力を発揮することができる。4つの班に分けたそれぞれに大変仲も良くなったようだ。ディベート体験は大学の場合、初年度授業に適しているのかもしれない。
  • 4限は「論理的」最終日。今日は帰納推理と類比推理を説明して終了。昨年も同じような流れだったが、昨年以上に分かりやすさの改善が必要だと感じた。そもそも論理学の基礎のような内容に関心のある学生には多少簡単な内容でも、関心がなかった学生には「難しい」となってしまう。大学初年次教育における論理的思考の系統的トレーニングのために、独自性の高いカリキュラムを考案する必要があるのかもしれない。来年度は、オリジナルのプリント集を作る時間があればやってみようかと思う。全員同じ量の問題ではなく、基礎が分かった学生が先に進めるようなものを。
  • 夕方から図書館で調べ物をしようと思っていたが、あまりの疲労感で断念。早めに夕食を取って、仮眠する。