2009-01-01から1年間の記事一覧

(8/11)余計なことを

首長は管轄の自治体のことをまず心配するべきだと思うのだが、最近の一部はどうもそうでは無いらしい。自分たちが未来の与党に協力的な姿勢を見せたくて、野党に下らんとする勢力は支持していないのだと示しておきたいのか、それとも何か他の理由があるのか…

(8/11)人災の可能性は

先般の兵庫県での台風被害は大変痛ましい事態となった。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げたい。 偶然同時期に発生した静岡県の地震では家屋倒壊による死者が出ていないのに対し、兵庫県では人災としか言いようのない亡くなり方(避難するために濁…

(高速道路無料化)無料はタダでないことぐらい、みんな分かっている

私はあまり行かないのだが、マクドの時間限定コーヒー無料サービスが好評だそうだ。この場合、その商品については無料だけれども、その商品分の費用を結局どこかで消費者が払っていることには変わりはないから、無料だからといってコーヒーの中身がコーヒー…

(8/9)ナガサキ64

被爆地ではオバマ大統領に来訪を求める機運が高まっているという。福山雅治は自身が被爆2世であることをラジオ番組で公表したという。市長の挨拶を見ていて、そういえばこの市長は伊藤市長が殺された際の選挙で当選した人だった、と思い出す。時の流れは速い…

酒井法子容疑者逮捕。

今回の逃走・逮捕劇でファンにとってショックだったのは、被疑内容もさることながら、彼女の結婚生活や家族についての事実が明るみにでたことではないだろうか。もはや清純もへったくれもない。仮に罪を認め、罪を償って社会復帰したとしても、既にこれまで…

「財源は?」とか云うヤツはアホウ(シートン俗物記)

「そもそも修繕費などは投資的公共事業費には盛り込まれないし、災害頻発の理由の一つが乱開発が関係している。わざわざ不適格地に開発を行ったあげくに自然災害を招き、その対策でさらなる公共土木事業を呼び込む。普通はこういうのを「マッチポンプ」と呼…

「民主党マニフェストに“ダメ出し”するのがメディアの仕事か?」(「週刊・上杉隆」全4ページ)

「そもそもマニフェストは、実現可能性を問うものではなく、将来の政策を示し、その達成度合いをチェックするための指針なのである。よって、メディアに期待されるのは、未来の実現可能性を問うことではなく、現実(過去の)のマニフェストの達成状況を検証…

(8/6)ヒロシマ64

朝、テレビで式典を少し見る。後で知ったことだが、現首相が相変わらずの「核の傘」擁護発言をしたとか。大事なことは、(「核の傘」は安全なのかという本質的議論を脇に置くとしても)今「核の傘」の中にあるという現状認識と、これからその「傘」をどうす…

市井のイデオローグたち

先月あたりから、私の周辺でも総選挙の話題が増えてきた。色々な人から色々な「論理」を聞いてきたが、どうも「民主党ではダメな理由」を聞かされる機会が多い。それが揃いも揃って(言い方が厳しくて申し訳ないが)根拠の薄弱な珍論ばかりなのだ。少なくと…

(8/5)大阪の梅雨が明けたのを、室内の病的な暑さで知る

大阪は今日も殺人的酷暑。外へ出るのは日が暮れてからにする。 室内で某成績をつけているが、これも自分で蒔いた種のために採点項目が膨大で、げんなりする。しかし逃げられないので鞭打って採点を続けている。もともと二日で終わる予定だったのに、このペー…

だからさぁ、「協力」っていう言葉の使い方が問題なんじゃないの

「8割のパパがおむつ替えに協力、「パパ友」いる53%」(MarkeZine) 「オムツ替え」を、男性が「手伝う」とか「協力する」っていう言葉で表現することが問題なんじゃないのか?と思ったりする。二人で子どもを作ったんだから、女性だけに義務があるかのよう…

(8/4)「絶」不調だ

昨日よりも不調の度合いがひどく、何の仕事もできずに、軽くショックを受ける。締め切りの仕事が二本あるのだが、どちらもかなり厳しい情勢。

(7/19)悩みを忘れ、しばし絵を見る

昨日は、一昨日の悩みの続き。悩みは深まるばかりで、ブログを書く気力も奪われていった。 今日は京都市美術館へ。かなり前から出かける約束が決まっていたので、今更動かせず。行き先は「ルーブル」展。入館の大行列のすごさと、フェルメールの絵が小型すぎ…

(7/17)未だ慣れぬ試験監督

朝から定期試験の監督。担当科目のうち、一つだけ定期試験がある関係で、今回も。何回やっても慣れない。大学院生の頃は入試の試験監督のバイトを何回かやったことがあるが、その緊張感とはまた違う。 午後から、ある申し込みの文章を考える。だがすぐに、予…

(7/15)高校でグループ発表を聞く

今週はあらかじめ、「テーマ別に一班4分の発表を行い、他班の発表を聞いて100字の要約を作成する」と指示を与えておいた。生徒たちは二年生が中心だが、定期考査などの忙しい最中、様々な調査結果を提示してくれた。 大学と高校で同内容の授業をやっていて…

(7/13)「社会的合意」への疑問とか、「性差量産」への批判とか

生命倫理の最終日は、その日に参院本会議で採決が行われていた「改正臓器移植法」についてコメントした。 先週は学生の多様な意見を引き出すために賛成、反対の両方の意見を紹介しただけだった。その結果、20名の受講生のうちで多数決を取れば「A案」であっ…

(7/12)てっちり会

今日は西成で地理哲学研。今日はフランスから凱旋された先生による研究報告を聞く。「風水」が中華文化圏以外の国でどこまで受容されるのかは、受け入れる国の宗教が他宗派に敵対的でないかどうかに関係しているのではないかと考えたりした。家の建て方にも…

(7/11)素粒子物理学の世界を覗く

土曜日は吹田で関西唯研。小林・益川理論を学ぶ。文系出身者には意味不明な用語も多いが、物質概念を考える上で哲学研究者(特に存在論など)が何も知らないというのは今後許されなくなるのではないか、という予感。

ようやく批判が上がり始めた

最近、マスコミで宮崎県知事への批判が増えてきたな、と私は思っていた。ただ、もう一人忘れてないか、とずっと思ってきた。つい一週間前ほどの日刊ゲンダイでも、宮崎へは手厳しいが、大阪へは何を恐れているのか、どうも及び腰に見えた。ところが、今日の…

(7/10)ディベート大会終了、論理的も終了

今日はドタバタしてしまった。朝からフル回転で準備して授業に臨んだが、それでも綱渡りの印刷作業だった。昨日は久しぶりに、半日を費やして授業準備以外の研究資料のコピーをとったが、未だ不十分。非常勤講師生活は、とにかく何でも「一人で終わらせる時…

(7/8)宗教者が臓器移植法改正反対を声明

「日本宗教連盟、臓器移植法改正に反発 現行法を支持」(朝日)。「10宗教団体、臓器移植法改正でA案に反対」(読売)。 朝日の記事によれば、今回の記者会見に「浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、天台宗、日蓮宗、立正佼正会、大本、日本キリスト…

(7/6)資料満載で

今日は高槻。3限は例の「臓器移植法改正問題」をPPスライドで説明。私は敢えて「ある情報」に触れなかったのだが、やはりその情報の「欠落」に気づいた学生は一人もいなかった。おそらくその欠落に国民が気づかない限り、「A案でいいんじゃないですか」とい…

(7/7)倫理を学ぶ意義を伝えることの難しさ

枚方での倫理学は、今日が最終日。一年目としては、学生の関心を比較的高いレベルで維持できたのではないかと思っている。 いつも思うことだが、ゴールとなるマークセンス方式の国家試験をめざす者たちに、「四択の中から最善の解答が必ず一つあるとは限らな…

(7/5)少し回復

昨夜は精神的にも体力的にも最悪だったが(目が吊り上がっていたかもしれない)、今朝から何かの憑き物が取れたかのように、疲れがかなり取れていることに気づいた。何かの理由で、ほっとしたんだろうなあと思う。理由は自分では分かっているが、これは書け…

(7/54)研究会

昼からヘーゲル論理学研究会。今日はヘーゲルが有から無への移行を説明するあたり。会では最終年(1831)の講義録を読んでいるので、当時のベルリン大の学生にこれをどう説明し、分かってもらおうとしたのか、興味のあるところ。私の印象では、話し言葉のヘ…

(7/3)あと2週の正念場

むむむ…、夏バテおさまらず。不調が体を襲うが、体にむち打って出講。 「論理的」もあと2回。今日は仮言三段論法と選言三段論法。演繹推理の厳密さが、まだ今ひとつ浸透しない様子。特に「後件肯定の虚偽」には質問がいくつか出た。来週補足説明の予定。 夕…

第二波

今日は朝から、かなり重症な夏バテに終日苦しんだ。5月下旬の夏日に来たのを「第一波」とするなら、これは梅雨時の「第二波」か。(そして例年のパターンだと、8月下旬に「第三波」がやってくる) すぐにでも送るべき原稿に手を付けられず、眠ろうとしても…

改正銃刀法って、すごいね

読売の記事を見て驚いた。(えっ、カキの殻むきが銃刀法違反??…北海道警が注意) 格闘用のナイフでもないこの仕事道具の所持(形状による)が「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」というのは、そもそも法律としてどうなんだろうか。今まで「カキを…

(7/1)ようやく前期最終月

嫌な季節になった。雨が降っても振らなくても湿気。洗面所のハンドタオルがすぐに臭くなる。 今日は高槻の高校でグループ発表の準備指導。順調に進行。テーマは「消費税」「死刑制度」「裁判員制度」「学校給食」「修学旅行」の5本。「論を立てる」難しさと…

知らないのか、知っているのか

臓器移植「15歳未満認めるべき」74%…読売調査。この調査に答えた人のうち、どれだけの人が「どのような理由で現行法は15歳未満の臓器移植を認めていないのか」を知っているのだろう。もっとも、それは衆議院本会議でA案に賛成した国会議員にも言える…